大自然を満喫するキャンプ、ロマン溢れる車で旅するドライブ。
そんなアウトドアライフを楽しむ皆さまへ。

キャンプ好きな編集部による、那須高原でのキャンプ・ワーケーションの様子をお届けします。




観光と農林業の町でのキャンプワーケーション

日々の疲れを癒す温泉や、子どもから大人まで楽しめるテーマパーク・自然溢れる土地で動物に触れ合ったり、美術館などの文化施設も揃える那須町。

栃木県を代表とするリゾート地でもある那須の中でも、那須岳の標高1000mを超える地域から標高300m付近にかけて広がる那須高原は多彩な観光スポットを揃えます。

観光と農林業の盛んなこの街で、その土地ならではのモノやコトに触れるキャンプ・ワーケーション。

重厚なフォルムと自然に溶け込むカラーが美しい「JIMNY the ROOTS」

ルーフキャリアにトランクを積み込むことで、荷物の増える長期キャンプやグループキャンプも可能とする積載を実現。
今まで以上の活躍シーンを彷彿させる機会となった。

 

 

FACTLANDキャンプ場について

広大な那須山の麓、アカマツの樹木が勇壮に生え育つ森の中。
辺り一体自然に囲まれた場所に位置するFACTLANDキャンプ場。

FACT LANDの様々な自然要素があなたの心と体を癒やします。
訪れる全ての人に日常生活では味わえない最高のプレゼントを。

FOREST(森林)、ACTIVITY(活動)、CAMP(キャンプ)、TREASURE(宝物)の4要素からなるこのキャンプ場では、那須の豊かな自然の魅力を存分に味わえる。

キャンプはもちろんのこと受付と併設されたオープンカフェ「MINAMO」では自然に包まれながらゆったりとした時間を過ごすことができ、Wi-fiや電源も備えるためワーケーション利用でパソコンを広げる人もしばしば。

樹木に囲まれた森林のフリーサイト、景観の良い広々区画の電源付きオートサイト。
区画がなく自由に設営場所の選べるグラウンドサイト。

今回は車で乗り入れ可能な電源付きオートサイトで過ごすことに。

 

 

生い茂る森林と活気あふれる動物たち

那須の市街地を抜け、別荘や民宿が立ち並ぶ林道を進むこと20分。

生い茂る木々の間から照らし出される「FACTLAND」の看板。

一本道を走り抜ければ、砂利が敷き詰められ整備の行き届いたキャンプサイトが現れる。

さらに足を進めると、暗めのシックなトーンで静かにたたずむ受付とカフェエリア。
目線の向こうに広がる湖畔では、カエルや鴨たちが水浴びを楽しんでいる。

 

 


自然に溶け込む「JIMNY the ROOTS」

アカマツを中心とした木々にすっぽり囲まれたオートキャンプサイトへ。

照りつける太陽に負けじと生い茂る森林に加え、活発に飛び廻る昆虫たち、綺麗な音を奏でる野鳥の群れ。

那須の自然を彩る動物や虫たちが、梅雨明け早々元気よく出迎えてくれた。

サイト隣接の駐車スペースに車を停め、ルーフキャリアに積んだ荷物を下ろしていく。

移動としての機能だけではなく、普段の倍近い荷物を運搬できる拡張性に男心を擽られる。

 

 

地元食材をふんだんに、焚き火とスパイスで作る自然料理。

設営を終えたころには、時刻は昼下がり。
キャンプの醍醐味でもある料理の時間。

自然の熱源をベースに湯を沸かしたり、米を炊いたり、炒め物や煮込んだりと。
那須塩原で購入した地元食材をふんだんに使って調理していく。

・つくねとアスパラガス、ビーツのカレー
・スパイス水餃子
・鶏肉のポトフ
・トウモロコシとフェンネルのご飯

今回は我々編集部と親交のある、eatreat.主宰の小林さんに自然食材を利用したスパイス料理を中心に調理いただいた。

夏は他の季節よりも消化にエネルギーを使う季節。
暑さゆえに冷たいものばかり摂りすぎるのもよろしくないとのこと。

自然に包まれた中での暖かく優しい料理が、身体の芯まで染み渡る。

eatreat.公式HPはこちら

 

 

風情溢れる店舗が立ち並ぶ那須塩原

地元食材を手に入れるべく、私たちは朝早くから那須塩原を訪れていた。

板室街道沿いに立ち並ぶ店舗には、ゲストハウス併設のレストランから薬膳料理にイタリアンレストラン、アンティーク家具を扱うお店までジャンルに富んだ店舗が立ち並ぶ。

心地よい空間と気さくに言葉を交わせる距離感も相まって、ついつい長居してしまいそうになる。

 

 

吹き抜ける涼風が心地よい、気象の変化を肌で感じるワークタイム。

日中は30℃を超える真夏日となり、いよいよ夏本番を迎えつつある那須の町。

キャンプ場受付隣接のテラス席で森と湖を一望しながら仕事に打ち込んでみる。
近くで鳥たちがさえずり合うなか、時折吹き込む涼風が心地よい。

あっという間に時間が過ぎていき、晴れていた空も厚い雲に覆われてきた。

突如訪れた夕立やドォーン、ドォーンと鳴り響く雷も、まるで夏が始まったぞと言わんばかりの力強さを感じる。

 

 

散歩で見つけた、水辺に集まるさまざまな生命。

オートキャンプサイトの中心から森林の中まで繋がる遊歩道。

さっそく森の中へと足を進め、澄んだ水の流れる沢で水遊び。
色鮮やかなトンボやモンキチョウ、その他の虫たちも水辺に引き寄せられている。

聞けば野生の猿の群れも顔を出すというこの地域。

さまざまな生命に囲まれる体験もキャンプ場ならでは。

 

 

町を巡り、風土を知る。さまざまな自然の声を聞けるキャンプワーケーション

大自然の中で様々な生命を感じながら過ごすことのできる「FACTLANDキャンプ場」

森林や湖に木陰の沢といった多くの自然が残るこの地で、
それぞれ異なる環境下でもキャンプを存分に楽しみながら仕事に勤しむことができた。

重厚なフォルムのJIMNY the ROOTS、ルーフキャリア積載の拡張性を体感し、キャンプシーンの裾野が広がったのは言うまでもない。

風情あふれる店の並ぶ那須の町を味わいながらも、現地の方々から更に耳寄りなお話をいただく。

次回の旅のプランを考えながら胸を膨らませる、嬉しい帰り道となった。

その土地ならではを求めて、

「自然を巡り、自由に暮らす」

これからもフィールドをドリフトしていく。

Text : Ryu
Photo : Ueno Yuki

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