大自然を満喫するキャンプ、ロマン溢れる車で旅するドライブ。
そんなアウトドアライフを楽しむ皆さまへ。

キャンプ好きな編集部による、長野県中川村でのキャンプ・ワーケーションの様子をお届けします。

辺り一面に自然が広がる四徳に胸を弾ませる

「日本で最も美しい村」連合に加盟し、自然豊かな里山と様々な文化あふれる村として知られる長野県上伊那郡中川村。
山林面積75%という森の村でもある中川村の1番奥に位置する四徳地区。

周囲10km四方に店も民家も数ヵ所しか存在しないという、大自然の中でのキャンプ・ワーケーション。

無骨なフォルムと自然に溶け込むダークオリーブ色の「HUSTLER CARABINA」に乗り込み、ひたすらに続く林道を走らせていくと、鳥の鳴き声や渓谷を流れる川の音色が安らぎを与えてくれる。

 

四徳温泉キャンプ場について

南アルプス、中央アルプスを東西に、信州の山々に抱かれ、周囲10kmにほどんど人間が住んでいない、野生動物の生きる美しい森と渓谷が続く地域に位置する「四徳温泉キャンプ場」

古来より、日本人にとって森とは、くらしにも精神的にもつながった、いのちの源でした。私たちの提案するONSEN CAMPとは、温泉・サウナと、川や森が融合した、人間本来の生命力回復のための、森の休日です。

ここでは、「人間本来の生命力回復のための、森の休日」をテーマに、様々な成分を有する天然温泉・四徳温泉とキャンプが融合し、森林浴可能なサウナや自分の健康に気づきを与えるセラピーも受けられる。
長野県産にこだわった食材や飲料を並べるカフェエリアなど、心と身体のリラックスに最適な時間を過ごすことができる。

自然を満喫できる施設に加え、センターハウス内にはWi-Fiとデスクの用意されたワークスペース(平日シェアオフィス)も利用可能。

AC電源付きの安心オートサイト、不便を楽しむフォレストサイト、開放的で広々とした空間を楽しむサニーサイトといった人数や気分に応じて選べる多様なキャンプサイトを展開。

我々はオーナーがキャンプ場周辺の森を自ら伐採し、チェーンソーで加工して組み立てたというキャビンに宿泊し、木のぬくもりを肌で感じつつ、四徳の大自然を堪能してきた。

 

森林の中にたたずむ、手作りの木造ハウス

林道の登り降りやカーブを繰り返しながら四徳川に沿った道を進んでいくと、キャンプ場入り口の看板と共に描かれた鹿がお出迎え。

整備された砂利道を進むとウッドデッキ付きの受付センターハウスが見えてくる。

カフェスペースでは地元長野県・中川村産のクラフトビールやフルーツジュース・スイーツなどが楽しめる。
お土産にも人気というワインやシードル、地酒、ウイスキーなどの多くは長野県産。
中でもキャンプ場のコンセプトと親和性が高いものを厳選しているそうだ。

さらにはセンターハウス内に温泉が常備されており、テント設営後やアクティビティで汗を流した後にも気軽に利用できる。

 

森に暮らす感覚を。自然との距離を楽しめるログキャビン

ぽつぽつと降る小雨が心地よい。
山林の冬も終わりを告げ、四徳の木々もたくさんの緑をまとってきている。

オーナー自ら組み立てたというキャビンエリアへ。

立ち並ぶキャビンの中でもセンターハウスに最も近いキャビンCに宿泊。

ローテーブルや収納スペース・冷蔵庫も備え、階段を上がればロフトエリアが広がる。

木の独特な香りとぬくもりが感じられるログキャビンは、テントとは違った安心感と秘密基地のようなワクワクをもたらしてくれる。

 

没頭できるワーク環境、気持ちの切り替えもスムーズ

Wi-fiと電源が完備されたワークスペースや、宿泊キャビン・専用の個室コテージなど、気分に合った場所で作業に打ち込める。

あたり一面の森林を目前に、渓谷を流れる川の音を聴きながら作業ができるのも四徳エリアならでは。

行き詰まったりちょっと疲れた時には、外に出て深呼吸。

雨模様が続く中のんびりコテージで過ごしていると、雑然とした頭も整理され、心に余裕が生まれてくる。

 

小さな冒険の第一歩。

コテージ・キャビンの宿泊施設に加えてAC電源サイトやサニーサイト、テントサウナエリアなど多様なフィールドを用意する四徳温泉キャンプ場。

雨もしたたる天気の中、森の奥の方へと足を進めてみる。

木材をメインに作られたオリジナル遊具(子ども向け)や炊事場・トイレ施設には、景観を損なわず自然に溶け込むような形象が伺える。

小川にかかる橋を渡っていくと、小さな滝やそびえ立つ木々がずらり。

「テントを張るならここが良さそう」、「あそこでハンモックしたら気持ち良いだろうな」と想像を膨らませながら散策するのも楽しみのひとつ。

 

内なる力を引き出されたような感覚に。

大自然の中で働き、楽しみ、暮らすように過ごすことで、心身ともに力が漲る「四徳温泉キャンプ場」

コンセプトにもあった「森の休日」を味わいながらのワークも実現できたことで、自然に囲まれて暮らす魅力をますます感じる機会となった。

普段の日常から離れて、ここ四徳で心地よい休息を取ってみては。

その土地ならではを求めて、

「自然を巡り、自由に暮らす」

これからもフィールドをドリフトしていく。

 

Text : Ryu
Photo : Ueno Yuki

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