この記事は初めてキャンプに行く人(キャンプ慣れしている人と一緒に)を想定して書いていきます。

今までキャンプに行ったことがない人のモヤモヤを取り除き、キャンプに行こう!と思える人が増えることを目的としています。

近年、キャンプブームとともに施設ルール・マナーの重要度が増してきて、何も知らない状態でキャンプに行くハードルが上がってきています。
大手ブランドだけでなく、ガレージブランドの台頭により、キャンプ道具を選ぶことも難しくなっています。
SNSでのインスタ映えなキャンプの様子に、必要な道具が沢山ある印象を受けている方も少なくないのでは。

キャンプの過ごし方は人それぞれ。
最低限の道具で過ごす人もいるし、好きなブランドを見つけてコレクションしていく人、キャンピングカーで快適なキャンプカーライフを送る人。

1人でゆったり過ごすソロキャンプ、みんなでわいわいグループキャンプ。
ペットと一緒に過ごしてみたり。

何度かキャンプに出向くうちに、自分にとって1番気持ちの良いキャンプが見つかっていきます。

 

さて、「キャンプ未経験者が気持ちの良いキャンプを見つけていく」ために1番最適なことは何でしょう?
それは

“初めてのキャンプは経験者と一緒に行く”

です。

初めての人同士でのキャンプも、発見の連続で刺激的にはなると思います!が、
キャンプ場の予約から必要道具の準備などのキャンプ当日以外のことも考えると、慣れている人と一緒に行く形が効率的です。

ここからはキャンプ経験者目線から、キャンプ以前に予め知っていると良いことを伝えていきます。

まずはキャンプの全体像を知ろう!

旅行に行くよ!と言われて、まず気になるのが、
「どこにどんなスケジュールでどんなことを何時からするの?」という5W1Hな部分ですね。
まずはキャンプの全体スケジュールからお伝えします。

私が実際にグループキャンプ時に作成している「キャンプのしおり」的なものをシェアしますね。

11/5-6 キャンプのしおり

ここからは「キャンプのしおり」から抜粋して、スケジュール解説。

①【午前中】食材・飲み物調達でスーパーへ!

行きの車で合流ということも多いですが、方面が異なったりすると待ち合わせはキャンプ場から近くのスーパーで待ち合わせというのが1番スムーズです。
さらに料理を楽しむために、事前に食材を買って前日に仕込んでクーラーボックスに積んで持っていったりもします。

②【13:00】キャンプ場にチェックイン!

大半のキャンプ場は13:00がチェックイン時間です。
ながーくキャンプを楽しむためにもチェックインスタート時間までに到着するとgood。

③【13:00〜】テント設営!

チェックインを済ませたらテントや椅子、キャンプ場で過ごすための道具を組み立てていきます。拠点作りのようなイメージです。早ければ30分程度、長くても1時間ほどで全ての設営は終わると思います。(テント宿泊を想定、コテージなどの備え付け施設の場合はもっと早くこの工程は終わります)

④【14:00〜15:00】お昼ご飯

お腹が空いていたら早速お昼ご飯を作ります。高速道路のSAやレストランなどでお昼ご飯を済ませている場合もあります。

⑤【15:00〜18:00】自由時間

この時間は大体自由に料理やお酒を楽しんだり、キャンプ場散策をしたり、その場所ならではのアクティビティ(湖近くのキャンプではカヌーやSUP、海沿いなら海水浴、川沿いなら沢遊び)で自然にまみれます。

⑥【18:00〜19:00】温泉・入浴施設

キャンプ場近くの入浴施設でリフレッシュ。車で10〜30分圏内に入浴施設がある場合が多いです。キャンプ場内に温泉がある時はなお良しで、シャワーのみのキャンプ場が2〜3割です。冬場などは初日は入らず、翌日温泉のケースもあります。

⑦【19:00〜21:30】晩ご飯・自由時間

温泉から帰ってきたら晩ご飯、星空を眺めたり、焚き火で暖まったり、消灯時間まで自由に過ごします。

⑧【21:30〜22:00】消灯前準備・歯磨きなど

大体のキャンプ場は22時あたりから消灯あるいは静かに過ごす時間と定められています。
ルールに則ってランタンなどの明かりを落として、テント内で過ごすなり、早めの就寝を選びましょう。

⑨【05:30〜06:00】起床・日の出

就寝時間が早い分、早起きできますね。
富士山近くや海沿いのキャンプ場ではとても美しい日の出を見ることもできます。

⑩【09:00〜09:30】朝食

遅くても9時頃に起きた方がチェックアウトの時間に余裕があります。
朝食とコーヒーで気持ちの良い朝を迎えましょう。

11【09:30〜10:30】片付け・撤収準備

大半のキャンプ場は11:00がチェックアウト時間なので、9:30ごろから片付けが始まります。各種キャンプ道具をたたんだり、洗い物などに取り掛かります。

12【10:30〜11:00】チェックアウト

チェックアウト後、温泉や周辺観光にいったりします。
※キャンプ場によってはチェックアウト時間を伸ばせるレイトチェックアウト(~16時までなど)可能な場所もあります。2日目の昼にアクティビティを楽しんでレイトチェックアウトするのもありです。

テーマパークや遊園地などの別予定と合わせてキャンプに出かけたり、途中合流のキャンプなどは上記の範疇ではありませんが、一泊二日のキャンプは概ねこのようなスケジュールになると思います。

持ち物について


スケジュール感、なんとなく理解できたかと思います!
続いて、キャンプに必要な持ち物の解説をします。

一緒に行くキャンプ経験者が大半の道具を揃えている場合を想定しています。

【必須系】

・着替え/寝巻き/防寒具
・歯ブラシセット
・タオル(温泉・入浴施設時など)

【借りれない時に必要:優先度★★★】

・テント(寝床用)
・寝袋
・椅子

↑これらが1番悩むので、どうにか借りれる環境で行きたい・キャンプ場でレンタルもあり。買うのは一旦待ちたい。
寝袋と椅子があると今後のキャンプも参戦しやすい。これからも何度か行く意欲のある人は購入もあり。後ほど良い商品をピックアップして記します。

【借りれない時に必要:優先度★★☆】

・マグカップ
・タンブラー(飲み物用)
・カトラリー(箸・スプーンなど)

紙コップや割り箸などコンビニ調達も可

【借りれない時に必要:優先度★☆☆】

・虫除けスプレー
・蚊取り線香など

費用について

続いてキャンプにかかる費用の解説をします。

ざっくりとした金額なのであくまで目安です。

【基本料金】
キャンプ施設利用料:2000~3000円 / 人・泊
食材・飲料費:2000~5000円 / 人(1日目 昼・夜、2日目 朝)
薪・売店利用料・その他:1000円 / 人
温泉・入浴施設:1000円 / 人
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【車両・交通費】
※都内から山梨県のキャンプ場、軽自動車3名で行く場合
レンタカー:5000円 / 人
ガソリン:800円 / 人
高速料金:1200円 / 人

合計費用:13,000〜17,000円
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【キャンプ道具レンタル料金】
テント:1000~3000円 / 人
寝袋:500〜4000円 / 人
椅子:500円〜1500円 / 人

レンタル品含めた合計費用:15,000〜25,500円

キャンプ道具は友人に借りれると1番良くて、次にキャンプ場でレンタルできると便利です。

全体のスケジュールと費用感がわかってきましたね。
ここまでイメージが付くと、友人からキャンプに誘われた際にも返事がしやすいと思います。

となれば後は実践次第!キャンプにハマるかハマらないかも、まずは行ってみてから!
最低限の道具を揃えてキャンプに出掛けてみましょう!

↓↓この際に最低限のキャンプ道具を購入しよう!という方向けに、おすすめの道具を解説しているのでご覧ください。↓↓

最低限の道具を揃えてキャンプに行きやすくしよう!(テント・寝袋・椅子編)

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